

※記載の所属部署・役職等はインタビュー当時のものです。
「新しいミエデン」の
象徴となる
オフィスリニューアル
プロジェクトを先導。
もともと鈴鹿市出身で大学も三重。「地元をもっとよくしたい」という想いで日々働いています。経営企画本部に異動した2023年には、本社2階のリノベーションを中心とした「オフィスリニューアルプロジェクト」に参画。これは経営企画本部で策定した中期経営計画の一環で、「事業を支える環境整備」の象徴としてオフィス内に次世代ワークプレイスを構築するというものでした。当社では近年、社員数増加による会議室や休憩スペースの不足、部門間の協働スペースの在り方などの課題が浮き彫りになっており、「地元をもっとよくするために、まずは自分たちが働く環境をもっとよくしていこう!」と考えたんです。

これまでにないアイデアで、
ミエデンを もっと地域に
開かれた企業に。
経営層やプロジェクトメンバー、設計業者様との綿密な打合せを経て、2024年11月にリノベーションは完了。「New Tone(ニュートーン)」と名付けたこのフロアは想定以上に利用率が高く、開設から3カ月時点でのアンケートでは9割近い社員から満足の声をいただくことができました。New Toneはフリースペースや多彩な会議室はもちろん、リモートワークブース、リクライニングルーム、24時間営業の無人コンビニなど「新しい働き方」を支援するさまざまな機能を備えています。県のイベント会場として場所をお貸ししたこともあり、地域のオープンスペースとしての活用を広げていきながら、外から来るお客様に「新しいミエデン」を感じてもらえる場所になれば嬉しいですね。今後も利用者の意見を参考に、フロア全体がもっとよくなるアップデートをしていけたらと思います。

もっとよくするために、
前例のないシステムを
ご提案することも。
営業グループのリーダーとして、県や公団体を相手に基幹系システムや人事給与システム、グループウェアなどの業務システムをニーズに合わせた形でご提案するのが私の業務。自治体では従来の業務フローが根付いており、データの扱いにも細心の注意が必要ですので、特に前例のないシステムをご提案する際には他自治体の成功事例や導入効果をできる限り具体的にお伝えすることを徹底しています。新しいご提案で特に印象に残っているのは、新人時代に担当した自治体庁舎にデジタル案内板を初導入した案件です。新庁舎の完成に合わせて、当時は珍しかったタッチパネル式のデジタル案内板への切り替えを実施。案内版のデモが初めて動いた時に「おお〜!」と歓声があがったことを今でも鮮明に覚えています。

相談しやすい
関係づくりを心がけて、
お客様の業務効率化を
後押ししたい。
コロナ禍を経て、近年では業務効率化や残業削減を目的としたシステム提案の機会が増えています。そして本当の意味での業務効率化を実現するためには、外部からお客様の日々の業務を客観的に見て、ルーティン化した作業の中に改善点を見つけることが肝心です。私はお客様との間に、仕事以外の会話や日常的なコミュニケーションの時間を持つことを重視しています。今は国の政策で自治体のシステム統一化が進む転換期。会社としては、従来のミエデンの強みを活かしつつ顧客ごとのニーズに合わせた柔軟な提案を、私個人としては、これからもお客様が相談しやすい関係づくりを心がけて、もう一歩踏み込んだ業務改善提案を行っていきたいです。

仕事を楽しむことが、
「もっと良くする」ための
原動力。
ミエデンは創業より、県庁・自治体や公団体に特化したシステムを取り扱ってきた会社ですが、近年ではそのノウハウを活かして民間企業やヘルスケア分野を対象にしたシステム・サービスも提供しています。私はその中で、民間企業向け業務システムの保守サポートを行うグループに所属。これまでに、食品会社の在庫管理システムや蓄電池工場の在庫・生産管理システムの改善プロジェクトなどを担当しましたが、自発的に客先の新規開拓業務にも取り組んでいます。様々な企業のお困りごとをヒアリングし、担当者の方と一緒に課題をクリアする方法を考え、最適なシステムを開発するのが好きなんですね。そういう意味では、仕事を楽しむことが「現状をもっと良くする」ための原動力になっているのではないかと思います。
大切なのはお客様の中で、
システムが根付いていくこと。
私たちエンジニアには、システムをつくることに留まらない意識が必要だと考えています。お客様の話をじっくり伺うと、根本的な業務フローの見直しなど、解決策がシステム以外のところにあるケースも少なくありません。大切なのはシステムを押しつけるのではなく、真に使いやすいシステムがお客様の中で根付いていくこと。そのために定期的にシステムの説明会を開催したり、ケースによってはマニュアルを補足する別資料を用意するなど、リリース後にお客様のもとでシステムが「実際に使える」ものになるよう丁寧なサポートを心がけています。今後も多様な業種のお客様と関わりながら、地元の民間企業様を中心に、より良いシステムづくりをサポートしていきたいですね。
法改正や医療制度の
変化にも、
迅速対応するシステムを。
ヘルスケア分野ひとすじのシステムエンジニアとして、重ねたキャリアは15年以上。現在は大規模病院向けに、医事会計システムの導入支援やリプレース、運用保守などに携わっています。病院にシステムを導入する際は、単なる実装に留まらず現場を深く理解し、根本の運用設計から関わることが大切です。お客様からの要望をそのまま捉えるのではなく「本当に求められていることは何か?」を常に意識。病院の規模や運用実態に合わせた柔軟な対応が不可欠です。他にも法改正や診療報酬の改定など、医療制度の変化にも迅速に対応し、きめ細かくフォローする体制を整えています。当社の場合、一人あたりの担当病院は2~3施設程度。少なくとも数年、長い場合は十数年にわたって継続的にサポートを行えるので、エンジニアとして高いモチベーションで仕事ができています。

現場と開発をつなぐ立場で、
より良い医療システムの
実現を目指す。
現場に近い立場で運用保守を行う傍ら、メーカーのエンジニアと共にパッケージ開発に携わることもあります。病院からの要望をパッケージ機能に組み込むことで、より現場に役立つシステムを世に送り出せたら嬉しいですね。最近では入力補助やチェック機能の自動化など、医療現場の業務効率化につながる機能拡充を進めています。また、マイナンバーカードの保険証機能や医療情報の共有システム開発など、国の医療DX方針に沿った新機能の開発にも積極的に関与。これからも現場に近いエンジニアとして、病院や利用者にとって、もっと便利でもっと安心なシステムの実現に貢献していきます。
